真空管(電子管)
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真空管試験器
関連部品
真空管とは
参考書籍

外部リンク: 真空管の規格
 The National Valve Museum
 Virtual Valve Museum

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2011.10.16
真空管試験器 Hickok TV-7A/U           2005.5 購入
  1960年1月製   故障品を購入し修理済み
大変ポピュラーな真空管試験機です。米軍用にHickok社が開発し納入したもの。
小型。 簡単操作
スイッチ類がいっぱいあり操作が大変そうですがテストデータ集の記述に従ってスイッチをあわせるだけ。
テストデータ集 サービスマニュアル
  ・1953年版   ・1953年版
  ・1962年版   ・1960年版操作・保守要領 
   1960年版現場での保守要領
  ・1973年版   ・1979年版
<参考外部リンク>   国内・・リンク1リンク2
  海外・・マニュアル類

トランスに張られているシールより
1960年1月製と思われる
メータのゼロ点が一目盛り分ずれていますが、密閉構造のメータのため調整不能。
ケースの内部底面には回路図が貼り付けられています。
ケースはデコボコですが、内部は大変きれいな状態です。
電源ケーブルは半田付けし直された痕があります。
電源ケーブル以外には改造したり修理した痕跡は見られませんでした。
3個のボリューム(半固定抵抗)はメータの相互コンダクタンス感度調整用
  (R113、R114、R115)
電源ケーブルの先には変わった形状のコンセントが付いています。オリジナル?
電源ケーブルは外皮が硬化して2箇所ほど裂けてしまっています。

<故障品を入手後に修理した内容>   
Line電圧調整回路のセレン整流器とプレート回路の保護用47Ω1/2Wソリッド抵抗を交換
動作不良のセレン整流器と
焼損していたソリッド抵抗

セレン整流器は
シリコンダイオード2本と交換

ソリッド抵抗は
酸化金属皮膜抵抗と交換

パネルをケースにとめているネジがマイナスタイプで長く、締めたり緩めたりが面倒なため交換した
  インチネジ ナベ プラス No.6 ・・・長さ12mm
  秋葉原のヒロセテクニカルにて購入 10円x14本 2005.6.18

関連部品を購入。 2005.7.23

 @829B他用アダプター・ソケット
        E105 新品 
   <2B29と2B94の測定結果>

 ATV−7用 純正 ヒューズ・ランプ
         350 円

 B6C33C・4D32・829B等用ソケット

<仕様>
電源  交流、単相、103.5〜126.5V、50〜1,000Hz
消費電力  45W (115V、50Hzにて)
メーター  0〜120目盛り (本機器独自の単位表示)
使用真空管
 2本
    5Y3WGTA  (整流管、グリッドバイアス試験電圧発生回路用)
    83     (整流管、プレート試験電圧発生回路用)
使用ランプ
 パイロットランプ
 ショート表示用ネオンランプ
 フューズ用ランプ
   1個
   1個 
   1個 
 No. 47 
 NE-45
 No. 81
テスト機能
 @ 増幅用真空管の相互コンダクタンス計測
 A 増幅用真空管のガステスト(真空度確認)
 B 整流管のエミッションテスト
 C 電極間のショートテスト
     安定抵抗管(バラスト管)の導通テスト
E ノイズテスト
F パネルランプの点灯テスト
真空管ソケット
 @ 4ピン
 A 5ピン
 B 6ピン
 C 7ピンまたはパネルランプ
 D オクタル(8ピン)
 E ロクタル(8ピン)
       F サブミニチュア(8ピン)
 G サブミニチュア(フラットタイプ7ピン)
 H ノーバル(9ピンミニチュア)
 I 7ピンミニチュア
 J エーコン

基本的な操作手順 (増幅用真空管の相互コンダクタンス計測)
   @ テストする真空管のテストデータを調べる
 テストデータ集   ・1953年版  ・1962年版  ・1973年版 
A 電源接続、電源スイッチ投入
B 1,2 電源電圧調整
C 3〜13 @にて調べたテストデータを設定する
D 14 計測ボタンを押す
E 15 メーターにて値を確認

<校正手順>
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