<< 1. 基本用語 2. 真空管の外形と分類 3.定格と注意事項 >>  トップページへもどる     

3.定格と注意事項
  ヒーター、フィラメントの点灯
・定格電圧以外かけないこと
・ヒーター、フィラメントが冷たい時の抵抗値は定格から計算される抵抗値よりかなり低い

  スイッチオン直後は定格の数倍の電流が流れる
  ヒーターウオームアップタイム(thw)
    ヒータートランスレス方式ではthwが規定されている(通常11秒)真空管だけを直列接続する
・直熱管等3A以上の大電流で点火する場合、配線による電圧降下も無視できない
    定格の±5%以内に収まるようにする
 最大定格とその考え方
 1.最大定格は3種類
    (1) 絶対最大定格
    (2) 設計最大定格
    (3) 設計中心定格 ・・・ 絶対最大定格から常に10%程度の余裕を持たせること
 2.最大プレート損失 
 3.グリッド回路抵抗
コントロールグリッドと負電源(またはアース)との間の直流抵抗値の上限
これより高い抵抗を入れると、グリッドに負電圧を与えているにもかかわらず大電流が流れる「ガス暴走」を起こす危険がある
 4.整流管の最大定格
最大耐逆電圧と最大出力電流が重要
これらの最大定格の8割程度以下で使うこと
コンデンサー入力型の平滑回路では、カソードーフィラメント間に入る平滑用コンデンサ容量制限に注意する
これをオーバーすると尖頭電流が大きくなり、発熱や出力電圧の低下を招く
規定の容量または50μF以下
 5.フレームグリッド型3極管の最大定格
6DJ8、7308、6922等(比較的後期に開発されたもの)
フレームグリッドにより相互コンダクタンスが高い3極管
印加するB電圧はできるだけ穏やかな条件にする
 6.ヒーター・カソード間耐圧
      最も強いのはTVのダンパー用2極管

<< 1. 基本用語 2. 真空管の外形と分類 3. 定格と注意事項 >>  トップページへもどる